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2022/9/2 第一回リカレンスプロット研究会 挨拶
リカレンスプロットは、時系列を視覚化する方法の一つです。1987年に提案されてから、現在までに、リカレンスプロットを使って、時系列データの背後にあるシステムの様々な性質、例えば決定論性と確率論性が区別できることがわかってきています。また、リカレンスプロットを隣接行列やコンタクトマップと同一視することで、複雑ネットワークとして解釈したり、染色体の3次元構造を分子生物学的な実験データから再構成したりもできます。
今回、リカレンスプロットを広く知ってもらい、産学官をまたいだ研究を盛り上げるべく、リカレンスプロットに関する日本語での研究会を企画しました。リカレンスプロットを使った研究の紹介・情報交換の場を提供することを主目的にしています。交流のし易さ・利便性・新型コロナ感染症の流行も考え、今回は、参加費を無料とし、Microsoft Teamsを使ったオンライン形式をとることにいたしました。開催は2022年9月2日です。リカレンスプロットの様々な使い方や、新しい理論的な取り組みなど、広く情報交換ができることを楽しみにしております。ご参加お待ちしております。
開催概要
会議名 第一回リカレンスプロット研究会
開催日 2022年9月2日(金)9:00-12:00(予定)
場所 Microsoft Teamsによるオンライン開催
参加費 無料
主催者 産業技術総合研究所 人間情報インタラクション研究部門
世話人 平田 祥人(筑波大学)
城 真範(産総研)
吹野 美和(パナソニックホールディングス)
発表形態 口頭発表(ポスター発表はありません)
発表募集締切 締め切りました
アブストラクト 当日参加の皆様にPDFにて配布いたします
連絡先 M-recplot-staff-ml@aist.go.jp
タイムテーブル
時間 演題 演者
09:00-09:05 オープニング 吹野 美和(パナソニックHD)
09:05-09:10 開催挨拶 佐藤 洋(産総研・研究部門長)
09:10-09:40 チュートリアル 城 真範 (産総研)
09:40-10:10 リカレンスプロットから元の時系列データの高速再構成 平田 祥人 (筑波大学)
10:10-10:40 非マルコフ的に移動するモデル粒子の軌道 大澤 智興 (九州工業大学)
10:40-10:50 (休憩)
10:50-11:20 リカレンスプロットとCNNを用いた脈波からの心房細動の検出 北島 博之 (香川大学)
11:20-11:50 点過程としてのMIDIデータのリカレンスプロット解析 吹野美和 (パナソニックHD)
11:50-11:55 クロージング 平田 祥人 (筑波大学)